Step3:M1チップ搭載MACでLaravel開発環境を構築する【Laravelの導入】 

ComposerでLaravelを導入

まずはwebコンテナに新しく開いたターミナルで入りましょう。

laravel_project % docker exec -it local_web bash
root@7e0fs9402a24:/var/www/html# 

これで現状/var/www/htmlの中にいるので、次にComposerを使ってLaravelプロジェクトを作成します。

root@7e0fs9402a24:/var/www/html# composer create-project laravel/laravel docker-laravel

docker-laravel の部分がディレクトリ名になります。(好きな名前に変えても大丈夫です。)
コマンドを実行すると、プロジェクトが/var/www/html直下に作られます。
また、コマンド実行後ライブラリのダウンロードに少し時間がかかるのでしばらく待ちましょう。


ダウンロードが完了すると下記が表示されますのでこれで無事ダウンロード完了となります。
ローカルのsrcファイル直下を確認すると、docker-laravelというファイルが作成されているかと思います。(ダウンロード後念のためファイルが作成されているか確認しましょう。)

Application key set successfully.

apacheのドキュメントルートの変更とリライト有効にする

次はhttp://localhost:8080にアクセスしたら、Laravelのwelcomeページになるように設定します。

ここではApacheでDocumentRootを下記にする必要があるので、ローカルにあるapache/sites-available/000-default.confDocumentRootを変更します。

/var/www/html/laravel/public
<VirtualHost *:80>
~~~ 略 ~~~
ServerAdmin webmaster@localhost
DocumentRoot /var/www/html/docker-laravel/public
~~~ 略 ~~~
</VirtualHost>

変更したらコンテナを停止し、再びdocker-compose upをしましょう。
これでまたhttp://localhost:8080にアクセスすると、Laravelのwelcomeページが表示されようになります。

またリライトも動いているか、存在しないファイルへ404ページにアクセスできるか確認します。
下記画面が表示されたらちゃんと動いてます!

Laravelのartisanでmigrateができるようにする

いよいよ最後のステップとなります。
現状Laravelのが導入されていることは確認できましたが、DBへも接続できるように設定していきます。
今の状態でmigrateを実行しても、「DBに接続を拒否された」というエラーが表示されます。
そこでエラーを回避するために、ローカルにあるsrc/laravel-docker/.envファイルにMySQLの設定を行いましょう。

DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=db
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=local_db
DB_USERNAME=local_user
DB_PASSWORD=local_password

上記内容に設定を変更したらartisanのキャッシュを下記コマンドでクリアにします。

root@7e0fs9402a24:/var/www/html/docker-laravel# php artisan cache:clear
root@7e0fs9402a24:/var/www/html/docker-laravel# php artisan  config:clear

キャッシュクリアが完了すると下記が表示されます。

Application cache cleared!
Configuration cache cleared!

キャッシュをクリアできたら再度、migrateを実行してみます。

root@7e0fs9402a24:/var/www/html/docker-laravel# php artisan migrate

migrateを実行すると下記画面が表示されます。

Migration table created successfully.
Migrating: 2014_10_12_000000_create_users_table
Migrated:  2014_10_12_000000_create_users_table (98.34ms)
Migrating: 2014_10_12_100000_create_password_resets_table
Migrated:  2014_10_12_100000_create_password_resets_table (47.64ms)
Migrating: 2019_08_19_000000_create_failed_jobs_table
Migrated:  2019_08_19_000000_create_failed_jobs_table (48.87ms)
Migrating: 2019_12_14_000001_create_personal_access_tokens_table
Migrated:  2019_12_14_000001_create_personal_access_tokens_table (79.00ms)

これでDockerを使ってのLaravelの導入は全て完了となります。お疲れ様でした!

最後に

いかがだったでしょうか?少し長かったですが、無事に導入が完了されたかと思います。
ここまでで何かエラーがでた。または不明点がある場合はコメント欄でご連絡いただけますと幸いです。

関連記事

  1. 【2025年最新版】AFFINGER6の使い方02(初期設定)

  2. 【これ入れとけばOK】AFFINGER6と相性抜群のプラグイン4選をご紹介!

  3. 【WordPress全テーマ共通】超重要!WordPress導入後、絶対にやるべき設定

  4. 【2025年版】Googleアドセンスの審査に通るコツ、審査落ちした時の対処法

  5. 【2025年最新版】AFFINGER6でトップページの記事をブログカード型にする方法

  6. 【2025年最新版】AFFINGER6でお問い合わせフォームを設置する方法